インプラントの材質・チタン(4)表面材料:インプラントの真実

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インプラントの材質・チタン(4)表面材料

現在多くのインプラント・システムにおいて、骨と接する表面には、チタンとハイドロキシアパタイト(HA)が用いられています。HAはチタンより骨結合は早いのですが、表面に炎症性細胞が出現すると急激にインプラントはダメになってしまいます。しかし、チタンは結合時間はかかりますが、問題発生率が低く安全な信頼性の高いインプラント表面材料なのです。
チタン表面に起こる骨結合の質と量は、その表面性状にかなり影響をうけ、荒い表面の方が滑沢なものより早く確実に結合が起こります。
表面性状には機械で削り出した熱で酸化膜を付けるタイプとTPSやSLAという表面処理を施したものがあります。
削り出しタイプは初期のインプラントで現在でも多くの先生が使用していますが、骨結合に1年もかかることと、手術が2回必要なことを考えるとあまり好ましくありません。
TPSはチタンにプラズマ・レーザーを溶射して表面に荒さを与えたもので骨結合に3ヵ月かかります。
SLAはサンド・ブラスト処理を併用した表面処理でTPSより優れ、6週間で骨結合するうえ、手術も1回で済んでしまいます。